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講座番号2002

環境教育講座「森里川海連環学入門」

受講料7,000円 日時土曜日10:30~12:00 開講日程6/4, 6/18, 7/2, 7/16, 7/30, 8/6 全6回 講師中西 一成(徳島大学人と地域共創センター) 定員20名

講座の概要

川は生命をつなげてきた。身近な川の生き物の姿と生活史を追いながら、今まで気づかなかったつながりに気づき、その大切さを考察する。つながりを支え育む視点を培い、協働することで、持続可能な地球の未来を創造する力を培う。

日程・詳細内容

1 )河川の生態学入門
6/4 「川は生きている」
水の循環から生まれた川の姿を捉え、川に住む生き物の姿を紹介する。川の中の生き物のつなが
りを知り、その中で人間も命をつなげてきたことを多面的に考える。

2) 回遊魚の生態学
6/18 「川を上り下りする魚(アユ、サケ、ウナギの話)」
アユ、サケ、ウナギの生活史を紹介しながら、川が豊かであることの意味を考える。都市河川にこれらの魚を戻す取組を通して、地域の環境問題を考える。

3 )森川海の連環
12/4 「なぜ漁師が山に木を植えたか」
宮城県の気仙沼湾でカキを養殖する畠山重篤さんが今から30 年前に行った実践を紹介し、日本や世界での実践課題を通して、森里川海の連環の重要性を考える。

4 )里山の生態学
7/16 「日本の里山の課題」
世界の森林の植生を紹介し、日本の里山の現状を観察し、その課題を考える。特に、クマ、イノシシ、シカの動物の生態から、その課題を考える。

5 )魚類の進化の歴史
7/30 「人の体の中の魚」
地球46 億年の歴史を解説し、生命誕生、カンブリア大爆発、生物の陸上進出、恐竜の時代、そして人類誕生の流れを解説する。人類の祖先は硬骨魚類であったことを知り、脊椎動物の姿を広く理解する。

6) ESDとSDGs
8/6 「ESDとは何か」
1970 年代の環境教育から現代のESD への発展の歴史を解説する。その中で、MDGsが生まれ、SDGs へと進展した経緯とこれからのESD の課題を考える。へと進展した経緯とこれからのESD の課題を考える。

特記事項
参考資料は、環境省HP、森里海連環学(京都大学)をご覧ください。
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