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公開講座

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講座番号7003

障害と社会

受講料13,500円 日時水曜日16:20~17:50 開講日程4/12, 4/19, 4/26, 5/10, 5/17, 5/24, 5/31, 6/7, 6/14, 6/21, 6/28, 7/5, 7/12, 7/19, 7/26, 8/2 全16回 講師渡邉 克典 定員5名

講座の概要

新しい学問領域である「障害学」の基本的な考え方を学び、「障害」を医学やリハビリテーション学等に限定されない複合的な視点から理解することを目指します。
「障害学(Disability Studies)」とよばれる領域横断的な「学」について、その歴史的な背景と現代の課題を理解していきます。
1.基本的な考え方、制度の歴史、課題と論争について講義をおこないます。
2.障害学をめぐるトピックについて演習課題(プレゼンテーションやディスカッションをふくむ)を通じて理解を深めていきます。

日程・詳細内容

01.イントロダクション
02.障害学入門(1):個人モデルと社会モデル【教科書 第I部】
03.障害学入門(2):バリアフリー、ユニバーサルデザイン【教科書 第I部】
04.制度の歴史的展開(1):支援・制度の歴史、障害者施設と親の会、脱施設【教科書 第VI部】
05.制度の歴史的展開(2):雇用支援、自立生活運動、障害者権利条約【教科書 第VI部】
06.課題と論争(1):高齢社会と障害者支援制度【教科書 第VII部】
07.課題と論争(2):支援技術をめぐる議論【教科書 第VII部・第VIII部】
08.課題と論争(3):優生思想と「共生」【教科書 第VIII部】
09.小括(1):講義の振り返り、演習課題について
10.支援機器の開発と活用(1):障害者の暮らしと支援機器開発【教科書 第II部】
11.支援機器の開発と活用(2):障害文化としての技術活用【教科書 第III部】
12.生活と支援(1):障害者の実生活、福祉のまちづくり【教科書 第IV部】
13.生活と支援(2):支援者、合理的配慮【教科書 第V部】
14.小括(2):演習課題の振り返り、学期末試験について
15.学期末試験
16.総括講義

特記事項
<教科書>
よくわかる障害学/小川喜道, 杉野昭博編著:ミネルヴァ書房,2014, ISBN:9784623067947,2400円+税
<参考書>
障害者はどう生きてきたか : 戦前・戦後障害者運動史/杉本章著:現代書館,2008, ISBN:9784768434871
障害者ってだれのこと? : 「わからない」からはじめよう/荒井裕樹著:平凡社,2022, ISBN:9784582839036
「社会」を扱う新たなモード : 「障害の社会モデル」の使い方/飯野由里子, 星加良司, 西倉実季著:生活書院,2022, ISBN:4865001425
授業の中で取り上げるテーマについて、新聞・インターネットニュース等でも積極的に情報収集することを心掛けてください。

・公開授業の詳しい内容(開講日・時間帯)の資料は、人と地域共創センター1階ロビーにあります。
・公開授業は、学部学生が受講している教養科目及び学部専門科目の授業の中から公開するものですが、学生の授業であるため、受講希望学生が定員を超過した場合は、受講できませんので、予めご了承ください。
 受講の可否については、4 月10日(月)以降に連絡します。携帯電話等の対応をお願いします。
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