このコマでは、2つの企業事例を通じて、人を大切にする経営について習得します。まず、伊那食品工業（株）は、家族優先、社員第一主義を掲げ、社員とその家族を大切にする経営者がいて、「会社は社員を大切にするためにある」という風土が社風にあるからこそ、49年連続、増収・増益の記録を達成することができています。このように、「リストラなしの年輪経営」による風土づくりのあり方について、講義をします。
また、（株）シケンでは、社員の働きがいを重視し、有給休暇の増加、完全週休二日制の達成などの社内改革を積極的に取り組み、社員の豊かな人生の創出、海外でも活躍できる人財育成に向けて、リスキリングを継続して行っています。歯科技工物の製作、販売において、国内トップクラスを誇る、「人を大切にする経営」のあり方について講義をします。